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橋の架け替え 【 平成23(2011)年4月 】 |
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我が家では、畑へ行く途中に沢があり、橋が架かっています。
橋の前後の道も狭く、橋も脆弱で車が通ることはできません。
牛糞堆肥は2t車で持ってきて貰うのですが、母屋側に置いて貰うしかありません。
この堆肥を一輪車で畑に運ぶのですが、橋の前後は急坂になっており、畑仕事ではこの作業が一番の重労働です。
この橋は、大分傷んできており、人が渡るのも危なくなってきました。
そこで、橋を架け替えるにあたり、車で畑に行けるようにしました。
橋の構造は、いろいろ悩んだのですが橋桁は「鋼材(H鋼か線路)で作るしかない」という結論になりました。
橋を広げてスロープを緩やかにすると、橋の長さは最低8m位は必要です。
近くの家で、以前、橋として利用していたのであろう「線路」久隆川に渡してあるのを思い出し、お願いしました。
そうしたら、「線路4本と、以前、線路の上に乗せていた板(栗の板)も一緒に譲ってくれる」とのこと。 ラッキー!!
線路に乗せる板も悩みの種でしたので、一挙に解決です。
次の悩みは、「線路を支える基礎」と「線路の運搬・設置の方法」です。
「基礎」は家にある「金属のパイプ」を使用うことにしました。
心配なので、パイプの中に生コンを流し込んで補強しました。
「運搬・設置」にはユニック車(クレーンの着いたトラック)が必要でした。
レンタカーで借りて自分でやろうと思いましたが、使ったことはありますが、免許はもっていません。
そこで、近くの、個人でやっている造園・土木屋さんに相談したら、「ユニック車を持っている」とのこと。
バンザーーイ! これで準備完了です。
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55-010
架け替え前の橋です
手前側が「母屋」で、橋の向こう側が「畑」です
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55-030
「畑」側の道路は狭いので、車が通れるように拡張しました。
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55-045
橋の両側の線路の通る位置にロープをはってみました。
勾配もさほどでなく、なかなか良い感じです。
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55-050
金属製のパイプを水平に埋込み、線路がズレないようにブロックをコンクリートで固定しました。
下側(母屋側)の基礎です。(下側にズレないようにコの字に組みました)
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55-070
上側(畑側)の基礎です。(上側は横ズレ防止だけです)
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55-100
両側の線路の幅は2.2m、中側の線路は軽トラックの車輪がくる位置にしました。
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55-120
線路の運搬・設置の時の写真がないのですが、何とか設置することができました。
「母屋」側 から見た写真です。
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55-140
基礎部分はこんな感じです。
「母屋」側 の基礎です。
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55-160
運搬前の線路は久隆川の渡してあったのですが、1本は全長が見えていたのですが、残りの3本はコンクリートに埋まっていて全長は見えませんでした。
見えている1本の長を測ったら9m位だったので、そのつもりで基礎を造りました。
運搬する時に残りの3本の線路のコンクリートをハツってみてビックリです。
2本は70pくらい短いのです。
しかし、設置してみたら、ギリギリで基礎に乗りました(基礎からやり直しになる所でした)
設置後の上側です。 ギリギリで基礎にとどきました。
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55-180
栗の板を乗せてみました。
栗の板は長年使用していたものなので、多少傷んでいます。
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基礎部分にコンクリートを流して固定しました(養生している写真です)
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橋の前後の土を橋の上面に合わせてならし、上の畑にも車が上がれるように拡張しました。
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55-220
車のタイヤに位置には別途板を敷いて補強しました。
以前の橋で使用していた金属のパイプを欄干代わりに置いてみました。
橋の完成です。 「畑屋」側 から見た「橋」です。
「母屋」側 から見た「橋」です。
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55-300
架け替え後の橋です。
スッキリとした立派は橋になりました。
軽トラックを購入すれば、堆肥も軽トラで購入してきて、そのまま畑に播くことができます。
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