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駐車場工事 【 平成24(2012)年1月 】 |
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薪ストーブは暖かいですが、薪を造るときの「薪割」がことのほか重労働です。
私の「薪割」を見ていた娘の広ちゃんが、「これは続かない」と思ったのか、ある日突然「『薪割機』を落札しちゃったけどいる?」と言ってきたのです。
聞けば、中国製ではありますが、考えられない「格安」で落札してました。
「願ったり・叶ったり」です、大喜びで頂きました。
しかし、大きくて・重くて、とても持ち運びできる物ではありません。
大きい木材を割りますので、周りが広くないと使用できません。
どこに置くかが問題です。
友人に大震災後に頂いた「角材」は、「ウッドデッキ」で大分使いましたが、まだ50本くらいあります。
そこで、「駐車場」兼「薪置き場」兼「薪割り場」を作ることにしました。
車は2台はいれて、「『薪割』をするときは車1台を出して行う」ということにしました。
場所は、物置の裏の畑C(【古民家 T】参照)にします。
畑Cは、以前は傾斜地が多かったですが、「高い側の土を削って低い側を埋める」というやり方でほぼ平らにしました。
今回は空き地に作るので、ウッドデッキの時ように母屋に支えて建てることができません。
自立の大屋根(7m×7mくらい)を作らなければならないのです。
どう作るか色々悩みましたが、土台の基礎石をコンクリートで固定して、その上に基礎を置き、その上に柱を立て、「基礎と柱の間にスジカイを入れて固定する」との方法で何とかなるだろう。
との思いで作業を始めました。
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61-010
基礎石を置く位置を決め、9個の基礎石をコンクリートで固定しました
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61-020
今回は土地が平ではなく、9個の基礎石の高さレベルが場所によって相当違います。(ウッドデッキの時は高さを合わせて基礎石を置いた)
そこで、オートレベルで基礎石の上面の高さを計測し、一番高い上面のレベルに合わせて、低い基礎石の所に柱を入れて高さを合わせました。
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61-030
4寸×5寸の松材で基礎を組みました。
1本では長さが足りないので、真ん中で繋ぐようにしました。
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61-040
また、四隅には、ホゾの穴が空いた部分か来るようにして、穴に柱を差し込むようにしました。
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61-050
松材は全て相当反っています。
四隅のホゾは水平にしますので、真ん中の接続部分に反りが出てしまいます。
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61-070
そこは、「電動カンナ」で削って平らにしました。
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61-080
「木工金具」で基礎に固定してます。(四角い頭のネジです)
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61-090
基礎に柱を立て、スジカイで補強しました。
基礎-柱-スジカイの間は、「木工金具」とネジでビシバシ止めました。(ガッチリ止まるものです)
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61-100
中央の2本の柱は基礎石に直接立てました。(中央の入り口側の柱は、車が入りやすいように、1.2mくらい奥に立てました)
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61-110
屋根を置く為の角材を約60pピッチで置きました。
結構しっかりしていて、揺すっても動きません。
「薪割り機」も定位置に移動しました。
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61-130
屋根を取付けました
屋根は上に乗るのは危険なので、梯子と脚立で取付けました。
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61-170
「薪割り機」は吹き付ける雨で濡れないように、家にあった角波のトタン板をコーナーに取付けました。
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61-190
「薪割り機」の隣は、「薪置き場」です
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61-210
完成の写真です
柱-柱間の間口の幅は6.5m、奥行きは5mです。
屋根の大きさは、幅7.5m、奥行き6.6mです。
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61-250
揺すってもビクともしません。
思ったより頑丈に出来ました。
風で屋根が飛ぶことはあっても、柱は大丈夫そうです。
これで、心おきなく薪が作れます。
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61-255
各部の拡大写真です。
中側・手前の柱の下部です。
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